周りの人の影響は、基本的に受けていない方だと思っていた。


でも、ここのところ自分が人に対してキビシイなって感じる裏には、こうなったのに何か理由があるんじゃないかという気がしてきた。

別に人のせいにするってわけじゃないけど、私の元彼のW君はすごく人にも自分にも厳しいタイプだった…。

それが私にもうつったのかなと思う今日このごろ。

私は「自分に厳しいのはいくらでもかまわない。だけど、人に厳しくなるな。」と自分にいい聞かせながら成長してきたようなもんだけど、私のそういう考え方はいつの間にか「人のことなんてどうでもイイ」っていう考え方になっていたような気がする。


私はよく周りの人から「優しい人」って誤解されたけど、私のは優しいんじゃなくてただ単に人を「甘やかしてる」だけ。
いや、「甘やかしてる」なんてもんじゃないかもしれない。
面倒くさがっているのだ。何でもその場しのぎでいこうと思って行動しているから…。
その場しのぎのために私は、彼女(彼女たち)が望んでいるような言葉をかけてきてやった。
何を言われたがってるかはすぐわかる。
そのまんま言ってやった。
それをその人たちのためには言うべきかどうかは全く考えず。


だけど人っていうのは、自分の言ってほしいことを言ってくれる人だけが自分の真の理解者だと思うし、本当に優しいんだと錯覚してしまう。

そんなわけで、弱い人たちは私を信用して、最後には私やSのところに来た。
Sはしっかり話を聞いてしまうから、いつも振り回されていた。泣いたり怒ったりしていた。
でも私は適当に聞き流していた。
どっちにしても彼女(彼女たち)は満足したようだった。

+++


私が黙って今回一人の友達を見捨てようとするのはやっぱり非情なことなのかなと思ってきた。

多分Wなら、「あなたのこういう所がいけない。そこを直してくれればいい。」と指摘するだろう。

本当にその人のためになるのは、こういう厳しさかもしれない。
もちろん言ったところで彼女が理解してくれるかどうかは別にしても。
私はそういう機会さえ与えてやっていないのだから。


なぜ未だ変わらず、彼女が私に「言われることを期待していること」を持ちつづけて私を頼っているのかと言ったら、それは私が今までずっと面倒臭がってきたから。
色んなことを先延ばしにしてきたから。


+++


さぁ、言おうか、どうしようか…。


恐いなぁ…が本音。
ここでWのようにはっきり言おうものなら、私の今までの甘やかしのようなものはなんだったのかということになる。

彼女は多分煮え切らない。

………もう遅いんだろうか。

こうやって色々考えてるうちに、「そこまで私がすること無いじゃないか。私は彼女の親なわけじゃないし。」という考えが浮かんできてしまったりする。


でも、ずっと言わないわけにはいかないだろうな…。
これからも今までと同じようなことが続くのだったら。

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