失恋セラピー

2003年8月16日
最近は少し減ってきたけど、人から恋愛の相談を受けることがやたらと多い。特に後輩とかから。

「失恋しちゃったけどこれからどうしよう」っていう悩みが一番多い。

この手の悩み事には何となく他人事と思えず、親身になって聞いてやる。

失恋した時っていうのは、だいたい「この恋を逃したらもう一生無いだろう」っていう心境になっている。 そうじゃないってことがわかるのに、最低でも4、5か月かかる。…いや、それ以上。
私の友達には3年以上かかっている人もいる。

「よくありすぎる話」「ありふれた話」「みんな経験すること」だけど、時として失恋っていうのは死にたくなるほど苦しいものだということを私はよくわかっている。
広い世の中では何でもないこと、きわめて自然なこと。
だけどその苦しみはあまりに大きくて、一人の肩では支えきれないことがある。
だから今苦しんでいる人たちを放っておけないのだ。

そうやって相談に乗りまくっているうちに、いつの間にか私は恋愛の相談役としての達人に思われてしまったらしい。

私のこんなにも数少ない経験からでいいのか…?
ずっとそう思ってきた。
だけど、一度だけでもどっぷり漬かったという経験から、みんな言うように私の言葉には「重みがある」んだろうかと最近思い始めてきた。
回数じゃなく深さなのかな…と。
そう考えると私の経験も無駄にならなかったらしい。
私は自分の知ってることや感じたことを全部話して提供しようと思う。それで誰かの気が少しでも軽くなるんだったら。

昔の私だったらたとえ失恋だって楽器の音色が良くなるんだったら…とか考えたかもしれないけど、今は…無理。

そのうちに、お酒の美味しさや楽しさを知りつつ、アル中の経験を思い出すと、最初から一口も飲まない方がいいと考えるような人になりそうだ。

…いまいちな例えかな。


***


なんで今日は恋愛の話なのか。

以下秘密。

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